鶏の治部煮
2014年8月27日(水)
テレビ朝日
モーニングバード!
~プロ技キッチン! ~
今日のモーニングバード!プロ技キッチン!では、柳原尚之さんが、【鶏の治部煮】 を作っていました。
鶏のむね肉をやわらかく煮上げて、里芋とオクラをそれぞれに煮るという和食の技法がふんだんの煮物です。
< 実際に作ってみました!! >
里芋に代わってレンコンを、オクラに代わってインゲンをと、
代用ばかりで作りましたが(^_^.)
里芋にくらべてレンコンの場合は、
若干下茹でする時間が短くすんだように思います。
鶏肉が放送で言っていた通り、
「めちゃくちゃ、やわらかいです!!」
まぶした片栗粉で「つるん」としてます。
削ぎ切りで食べやすいですね、火の通りも早いですし。
◆◇◆ 【鶏の治部煮】 ◆◇◆
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食材の手軽さ ★★★
作りやすさ ★★☆
調理の時間 ★★★
ボリューム感 ★★★
味の満足度 ★★★
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別々に煮る手間がやや難ありで星2つとさせていただきました。
【鶏の治部煮】 のレシピは続きです♪
■■■ 【鶏の治部煮】 レシピ ■■■
<材料> 2人分
鶏ムネ肉…1/2枚(150g)
サトイモ(石川芋)…8個
オクラ…2本
片栗粉…適量
青柚子…適量
(白煮青煮の煮汁)
カツオ昆布ダシ…300cc
みりん…小さじ2
塩、淡口しょう油…各小さじ1/2
(治部煮の煮汁)
カツオ昆布ダシ…150cc
しょう油…大さじ2
砂糖…大さじ2
酒…大さじ1
<作り方> 写真:サトイモに代わってレンコン、オクラに代わっていんげんを使用
*サトイモを白煮(はくに)する*
1、サトイモ(石川芋 8個)の少し出っ張った部分を薄く平らに切り、縦に皮に切れ目を入れてから、下ゆでする(中火・約10分)。 竹串がすっと入るくらいになったら気上げ(ざるに上げ)します。
※気上げしてサトイモの水分を飛ばし、味をしみ込みやすくします。
2、1のサトイモの皮をむきます。
※布巾を使ってむくと、簡単にむきやすくなる。
3、鍋に白煮青煮で使う煮汁のカツオ昆布ダシ(300cc)、みりん (小2)、塩、淡口しょう油(各小1/2)を入れて、2のサトイモを落し蓋をして白煮します(中火・8分)。
※白煮とは、里芋の白さを生かして煮る日本料理の技。レンコン、山芋などを煮る時にも使える。
*オクラを青煮する*
4、オクラ(2本)のガクを切り取って、塩ずりしたものを1分ほど下ゆでします。 下ゆで出来たら氷水で冷やし、取り出しておきます。
5、サトイモを白煮する時に使った温かい煮汁を少しかけ、2分ほど置きます(青煮)。
※青煮は、オクラの緑色を生かして煮る日本料理の技。インゲンなど青物野菜を煮る時に使える。
*治部煮を作る*
6、鶏ムネ肉(1/2枚(150g))を、繊維に沿って8ミリ幅のそぎ切りにし、鶏肉に1枚ずつまんべんなく薄く片栗粉(適量)をまぶします。
7、治部煮で使う煮汁のカツオ昆布ダシ(150cc)しょう油(大2)、砂糖(大2)、酒(大1)を小煮立ちさせ砂糖が溶けたら、鶏肉を重ならないように鍋に入れ煮ます(中火・約2分)。
※鶏肉を煮汁に入れた直後は、鶏肉に触らないようにします。 触ると、まわりに付いている片栗粉がはがれ、タレが絡みにくくなる。
※小煮立ちした状態の煮汁で鶏肉を煮ることで、やわらかく美味しく仕上がる
片面を1分ほど煮て、全体が白くなってきたら、ひっくり返し、さらに1分ほど煮ます。タレにとろみがついて、鶏肉に火が通ったらOK!
8、皿にサトイモの白煮、オクラの青煮、鶏肉の治部煮を盛り付け、最後に青柚子(適量)を、おろし金ですってかけて【鶏の治部煮】 の出来上がり。
(私は、青柚子を省略。七味唐辛子をふりました)
●モーニングバード!プロ技キッチン!の放送を参考に作ってみました。